« 新美南吉『おじいさんのランプ』③(全6回) | トップページ | 新美南吉『おじいさんのランプ』⑤(全6回) »

新美南吉『おじいさんのランプ』④(全6回)

note朗読は引っ越しました「橋本美佳の朗読の部屋」

新美南吉『おじいさんのランプ』④

 巳之助はもう、男ざかりの大人であった。
家には子供が二人あった。「自分もこれでどうやらひとり立ちができたわけだ。まだ身を立てるというところまではいっていないけれども」と、ときどき思って見て、そのつど心に満足を覚えるのであった。 
さて或る日、巳之助がランプの芯を仕入れに大野の町へやって来ると、五、六人の人夫が道のはたに穴を堀り、太い長い柱を立てているのを見た。
その柱の上の方には腕のような木が二本ついていて、その腕木には白い瀬戸物のだるまさんのようなものがいくつかのっていた。
こんな奇妙なものを道のわきに立てて何にするのだろう、と思いながら少し先にゆくと、また道ばたに同じような高い柱が立っていて、それには雀が腕木にとまって鳴いていた。 
この奇妙な高い柱は五十米(メートル)ぐらい間をおいては、道のわきに立っていた。 
巳之助はついに、ひなたでうどんを乾している人にきいてみた。
すると、うどんやは「電気とやらいうもんが今度ひけるだげな。そいでもう、ランプはいらんようになるだげな」と答えた。

続きはこちら→『青空文庫』

diamonddiamondお知らせdiamonddiamond

「朗読カフェの時間です!」始まりました♪
「京都三条ラジオカフェ」(FM79.7MHz)
http://radiocafe.jp/←こちらでラジオを聴く事ができます!
毎週金曜日 pm12:07~pm12:10

『放送予定』

2月18日 高村光太郎・智恵子抄「深夜の雪」 中村幸恵
2月25日 芥川龍之介「詩集」 志摩欣哉
3月 4日 宮沢賢治「注文の多い料理店 序文」 橋本美佳
3月11日 夢野久作「狸と与太郎」 網干美樹

是非、お聴きくださいませnotes

noteランキングに参加しています。
にほんブログ村 小説ブログ 朗読・リーディングへ
ポチっと応援よろしくお願いいたします。。

|

« 新美南吉『おじいさんのランプ』③(全6回) | トップページ | 新美南吉『おじいさんのランプ』⑤(全6回) »

新美南吉」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。これからもブログ拝見させてもらいます。

投稿: 代官山の美容室からメッセージ | 2011年2月12日 (土) 22時20分

note代官山の美容室さま
はじめまして。
コメントありがとうございましたm(__)m
HP拝見させて頂きました。
素敵な美容室ですね!
これからもよろしくお願い致します。

投稿: mika | 2011年2月16日 (水) 23時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1431852/38589625

この記事へのトラックバック一覧です: 新美南吉『おじいさんのランプ』④(全6回):

« 新美南吉『おじいさんのランプ』③(全6回) | トップページ | 新美南吉『おじいさんのランプ』⑤(全6回) »