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宮沢賢治『手紙 四』

note朗読は引っ越しました「橋本美佳の朗読の部屋」

宮沢賢治 『手紙 四』

わたくしはあるひとから云いつけられて、この手紙を印刷してあなたがたにおわたしします。
どなたか、ポーセがほんとうにどうなったか、知っているかたはありませんか。
チュンセがさぱりごはんもたべないで毎日考えてばかりいるのです。
 ポーセはチュンセの小さな妹ですが、チュンセはいつもいじ悪ばかりしました。
ポーセがせっかく植えて、水をかけた小さな桃の木になめくじをたけておいたり、ポーセの靴に甲虫を飼って、二月もそれをかくしておいたりしました。
ある日などはチュンセがくるみの木にのぼって青い実を落としていましたら、ポーセが小さな卵型のあたまをぬれたハンケチで包んで、「兄さん、くるみちょうだい。」なんて云いながら大へんよろこんで出て来ましたのに、チュンセは、「そら、とってごらん。」とまるで怒ったような声で云ってわざと頭に実を投げつけるようにして泣かせて帰しました。

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2月4日(金)より「朗読カフェの時間です!」が始まります♪
「京都三条ラジオカフェ」(FM79.7MHz)
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毎週金曜日 pm12:07~pm12:10

『放送予定』
2月 4日 サトウハチロー「ことばはやさしく美しくひびきよく」 菊地朋美
2月11日  創作詩「足音」 中村真穂
2月18日 高村光太郎・智恵子抄「深夜の雪」 中村幸恵
2月25日 川龍之介「詩集」 志摩欣哉
3月 4日 宮沢賢治「注文の多い料理店 序文」 橋本美佳
3月11日 夢野久作「狸と与太郎」 網干美樹

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